軍隊年表

(最終更新 H28.4.17)

 以下の一覧は、管理人が知らなかった事を書き出し、主にヤフー等知恵袋関係・Wiki・下記の本を参考にしました。軍隊の仕組み、例えば志願とか良く分らないことが多いのでこの表が確定ということではありません。
 鶴田浩二の軍歴については子孫が軍歴証明書をとって発表してくれると解決するんですがね。私事ですが父の軍歴(陸軍)取ってみました。「一月十日現役兵トシテ山砲兵第○連隊第二中隊に入営」、2等兵から1等兵に、2年弱で退営、動員下令、充員招集(赤紙のこと、複数回出征した)、戦地へ船で出発、到着、移動先すべて月日が書かれている。太平洋戦争の前のことだけど。
 凡例…赤色は鶴田浩二緑色は三島由紀夫に関する事柄。なぜ三島かというと誕生が1ヵ月差、三島由紀夫Wikiで徴兵検査、入隊検査の月日まで分かる為です。


T13・1924―鶴田浩二0歳
12月06日 鶴田浩二誕生
T14・1925―0歳
01月14日 三島由紀夫誕生
S14・1939―14歳
04月 此花商業に入学
S16・1941―16歳
10月16日 勅令第923号…学生の徴兵猶予年齢を26歳より25歳に引き下げ
11月01日 文部省令第81号…17年度大学卒業生は6ヵ月短縮。高等学校高等科・大学予科他も含める
S17・1942―17歳
04月 学習院高等科文科に入学
09月 文部省令第81号により大学生等卒業
10月 大学学部の新学年始まる
S18・1943―18歳
03月 関西大学専門部 or 予科の入試に失敗 →他2
04月 学習院高等科2年
07月26日 海軍予備学生志望者は越中島の高等商船学校で身体検査、口頭試問を受ける
10月01日 海軍予備学生入隊(この中より海軍第13期飛行予備学生を採用)
10月02日 勅令第040号…学生生徒の徴兵猶予停止(在学中で25歳迄の学生は徴兵検査を受けていない)
同じ猶予組でも13期は卒業前、14期は卒業して入隊。
10月12日 文部次官通達…徴集延期中の全学生生徒に10/25~11/5まで本籍地で徴兵検査を受ける事を指示
10月21日 神宮外苑で出陣学徒壮行会開かれる
12月01日 出陣学徒の陸軍入隊
12月06日 19歳の誕生日
12月09日 出陣学徒の海軍予備学生志願者が四つの海兵団に入団、ここで適性や身体検査、筆記試験などを受け一般兵科の海軍第4期予備学生(砲術・通信など)、航空機の海軍第14期飛行予備学生(操縦・偵察・飛行用務)、第11期海軍主計見習尉官に大別された。10日と云う記述もある
12月10日 海軍飛行科第1期予備生徒志願者が入団。他に兵科、整備科があった。
12月24日 勅令第939号…徴兵年齢を19歳に引き下げ
S19・1944―19歳
02月01日 第14期海軍飛行専修予備学生の命名式。これより2等兵から士官扱いになった。偵察・操縦の2000人が土浦海軍航空隊へ、飛行用務1300人が鹿児島海軍航空隊へ配属
02月01日 第1期飛行専修予備生徒志願者は三重及び鹿児島海軍航空隊に入隊し、予備生徒を拝命した
03月 関西大学専門部経済科(前年迄の商科)を受験
04月 学習院高等科3年
04月 海軍報道部平出大佐が中央大学で戦況を報告し、「大空」へと勧誘した⑤臼田
04月07日 関西大学専門部経済科に入学
04月27日 徴兵検査通達書を受け取る(発信者は本籍地の兵庫県印南郡志方村村長)
05月 愛知県で5月に徴兵検査を受ける予定なので、それより先に飛行科予備生徒を志願した⑤臼田
05月 築地の海軍経理学校で飛行科予備生徒の試験を受け合格⑤臼田
05月 現・浜松市天竜区春野町豊岡の赤岡地区より出征した(P6-01浜松で鳥居奉納)
05月 横須賀第2海兵団(武山)入団
05月16日 兵庫県加古郡加古川町の加古川公会堂で徴兵検査。第二乙種に合格。
08月06日 飛行科15期予備学生として2000名、飛行科2期予備生徒約300名が土浦海軍航空隊に入隊⑤臼田
08月06日 飛行科2期予備生徒として600名が三重海軍航空隊に入隊⑤中尾
08月10日 海軍第2期予備生徒志願者入団
08月20日 飛行搭乗員不適として学生、生徒各百数十名が武山海兵団に転属。命課告達式で一般兵科第5期予備学生、一般兵科第2期予備生徒となる。
09月 学習院高等科を首席で卒業
09月20日 海軍第3期予備生徒志願者入団
09月30日 海軍第15期予備学生志願者入団
10月 東京帝国大学法学法律学科に入学
10月21日 海軍の特攻作戦が始まる
12月25日 14期飛行予備学生は海軍少尉に任官
12月25日 1期飛行専修予備生徒は海軍少尉候補生を拝命
S20・1945―20歳
01月10日 「東京帝国大学勤労報国隊」として、群馬県の中島飛行機小泉製作所に勤労動員。
02月04日 入営通知の電報を受け取る
02月10日 兵庫県富合村の高岡廠舎で入隊検査。右肺浸潤の診断が下され即日帰郷。(徴兵検査から赤紙まで9ヵ月近く経っている)
03月 兵科6期学生入団(この期は終戦の為任官していない)
03月 兵科3期生徒入団(この期は終戦の為任官していない)
03月 第14期飛行予備学生は沖縄防衛から特別攻撃に参加。沖縄方面には敗戦まで約1800機が特攻出撃した。
06月01日 1期飛行専修予備生徒は海軍少尉に任官
08月15日 終戦
08月18日 兵科第2期予備生徒(第2期飛行専修予備生徒志願者で飛行不適の者が転属した)は、9月5日付で海軍少尉に任官するとの公式通知があった
09月 軍隊から復員し浜松へ帰る
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注①……[Web 「平和祈念展示資料館(第十三期予備学生 我が青春は海軍航空隊)」http://www.heiwakinen.jp/library/shiryokan/onketsu11.html]H28.3.23閲覧

注②……[雲ながるる果てに文庫版S60.7・初版はS27](海軍飛行予備学生・予備生徒期別一覧表より)

注③……[あゝ同期の桜S41.9]

注④……[Web 「海軍第一期飛行専修予備生徒」http://tabitaro.ikidane.com/3furusato/father/issseikai/isseikai.htm]H28.3.21 閲覧

注⑤……[貴様と俺の青春譜-特殊潜航艇第十七期艇長の航跡H5.9](飛行科15期予備学生と同期)
……………(学生は高専等を卒業及び大学在学中の者、生徒は高専等在学中の者で、訓練・教育は一緒に行われた)P6
……………(14期飛行専修予備学生と1期飛行専修予備生徒だけは2等水兵として入団した。他の期は最初から士官扱いだった)P32